雨の日の後、エアコンプレッサーを安全に再起動するには、次のチェックを実行する必要があります。
1.電源チェック:電源表示灯が点灯していることを確認し、モーターの絶縁抵抗を測定し、その値が1MΩより大きいことを確認します。電源電圧は正常か、配線はしっかりか、接地は良好かなどを確認してください。
2.水の蓄積検査:エアコンプレッサーの内部、特にオイルタンクとガスタンクの下部に水の蓄積があるかどうかを確認し、適時に水を排出します。
3.油量確認:潤滑油量が規定範囲内にあるか、油は清浄か、オイルポンプは正常に動作するかを確認します。
4.エアフィルター:エアフィルターがきれいで、空気がスムーズに循環するように詰まっていないことを確認してください。
5.冷却システム:水冷エアコンプレッサーの場合、冷却水が十分であり、正常に循環しているかどうかを確認してください。空冷式エアコンプレッサーの場合は、ラジエーターが汚れていないか、ファンが回転しているかどうかを確認してください。
6.安全装置: 安全弁や圧力スイッチなどの安全装置が高感度で信頼性があるかどうかを確認します。
7.接続: すべてのパイプ接続と留め具がしっかりと締まっており、漏れがないことを確認します。
8.バルブ:吸気バルブ、排気バルブ、最低圧バルブ等が自由に開閉できるか確認してください。
9.計器:圧力計、温度計、その他の計器が正確であるかどうかを確認してください。
10.非常停止ボタン:非常停止ボタンが操作可能な状態であるか確認してください。
上記の点検を完了し、すべてが正常であることを確認した後、エアコンプレッサーを起動できます。始動プロセス中には、異常な音を聞いたり、漏れやその他の異常な現象がないか観察する必要もあります。異常が見つかった場合は、直ちに機械を停止し、さらなる点検・整備を行ってください。